ニュース 金融 作成日:2016年7月26日_記事番号:T00065447
中央銀行(中銀)が25日発表した6月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は6.23%、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は4.42%で、M1Bの伸び率がM2の伸び率を上回り、上げ相場の指標とされるゴールデンクロスが10カ月続いた。その差は前月の2.16ポイントから1.81ポイントまで縮小した。26日付工商時報が報じた。
M2の伸び率は8カ月ぶりに拡大した。中銀は、銀行のローンと投資の拡大、外資純流入、株式配当のための資金準備が主因と説明した。
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、6月の外資純流入は40億5,000万米ドル。台湾経済研究院(台経院、TIER)六所の呉孟道所長は、英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響で、資金が新興市場へ流れ込んだ結果、台湾の株式市場が上昇しており、経済回復が理由ではないと指摘した。
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