ニュース 電子 作成日:2016年7月27日_記事番号:T00065459
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)が26日発表した第2四半期連結売上高は113億1,800万台湾元(約370億円)で、前期比6.6%増、前年同期比10.5%増と四半期ベースで過去3番目に高かった。純利益は11億2,900万元で前期比20.1%増、前年同期比21.8%増だった。27日付工商時報が報じた。
第2四半期売上高は、封止が前期比9.7%増、前年同期比15.2%増と成長した一方、検査は前期比2.1%減、前年同期比2%減だった。汎用メモリーの需要が前期に続き伸びなかった。
製品別では、全体の34%を占めるDRAMの売上高が前期比10.8%増、前年同期比24.4%増だった。NAND型フラッシュメモリーは前期比5.6%増、前年同期比2.8%増、ロジックICも前期比3.3%増、前年同期比7.2%増と、軒並み増収だった。
上半期はDRAMとNAND型フラッシュメモリーの価格が下落したが、第2四半期の増益は、川上メーカーによる生産品目調整を受けての市況改善が要因だ。
洪嘉鍮同社総経理は下半期も業績成長が続くとの見方を示した。その理由として、第3四半期は封止・検査の需要期であることや、ウエハーバンピングが9月までフル稼働になる見込みであることを挙げた。
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