ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年7月27日_記事番号:T00065462
三菱自動車の製造、販売を行う中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の陳昭文総経理は26日、新型「ランサー」の開発を中華汽車アジア技術研究開発センター(CARTEC)が主導すると明かした。来年半ばに世界に先駆けて台湾で発売する計画だ。三菱自などとの中国合弁、東南汽車(福建)工業でも生産する計画だ。27日付工商時報が報じた。
陳総経理は、同社の新型ランサー開発は、日産自動車の三菱自買収による影響を受けないと説明。日産のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)の「日産と三菱自の独立性を保つ」との言葉を引用し、傘下入りが三菱自にプラスに働くと話した。
三菱自は近年、SUV(スポーツ用多目的車)と電気自動車(EV)の開発に注力しており、その他車種の開発は徐々に中華汽車に移行している。中華汽車は今後、三菱自の左ハンドル仕様車の海外供給拠点となる可能性がある。
台湾の自動車メーカーは近年、海外ブランドの自動車開発に参入している。国瑞汽車は、トヨタの「カローラ・アルティスX」の開発を主導。裕隆日産汽車は、苗栗県三義郷の裕隆日產汽車設計中心(YNDC)で日産車を開発している。
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