ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年7月27日_記事番号:T00065464
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、8月の台湾域内向けの熱延、冷延、溶融めっきコイルのオファー価格を据え置くと発表した。今年2月から続けてきた値上げを中断した形だ。価格は、熱延が1トン当たり1万6,200台湾元(約5万3,000円)。27日付工商時報が報じた。
価格据え置きを決めた理由について黄宗英同社董事長は、親会社のCSCと歩調を合わせる必要があるためで、川下加工メーカーに配慮して値上げを見送ったと説明した。CSCは9月分の域内価格を1トン当たり平均688元引き下げている。
一方、輸出向けは製品や輸出先別に1トン当たり5~10米ドル引き上げた。これにより熱延の輸出価格は1トン当たり430~450米ドルに、冷延は530~550米ドルとなった。
同社は8月の全体の受注量目標を20万トンとしている。
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