ニュース その他分野 作成日:2016年7月27日_記事番号:T00065475
財政部関税署の統計によると、上半期に台湾出入境の際、所持金が限度額を超過して没収されたケースは78件(入境17件、出境61件)、没収額は1億6,826万台湾元(約5億5,500万円)だった。うち日本円は12件で4億2,200万円と、全体の77%を占めた。昨年通年の日本円没収は9件、没収額1億1,200万円だった。27日付工商時報などが報じた。
税関関係者によると、5月末には、税関で所持金373万4,000円と申告して入境しようとしたが、日本円3,740万円と5万4,500香港ドル(約74万円)の現金を所持しており、3,366万6,000円と香港ドル全額を没収されたケースがあった。
通貨別では、日本円に続いて▽米ドル、41万2,200米ドル(9件)▽人民元、200万8,100元(約3,200万円、12件)──の順に多かった。
台湾では出入境の際、外貨の所持金が1人当たり1万米ドル以上、人民元は2万元以上、台湾元であれば10万元以上の場合、税関での申告が義務付けられており、申告漏れの外貨は超過額が没収される。台湾元は上半期、出入境者の所持金が10万元を超えたのは37件で、超過額は1億2,400万元に上ったが、外貨でないため没収されなかった。
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