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SPIL、Q2は75%増益【図】


ニュース 電子 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065483

SPIL、Q2は75%増益【図】

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)が27日発表した第2四半期純利益は28億900万台湾元(約92億円)で、前期比75.1%増、前年同期比23.6%減だった。28日付工商時報などが報じた。

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 第2四半期連結売上高は前期比12.3%増、前年同期比2.1%増の216億8,000万元で、過去2番目の高水準だった。SPILは、アジアの通信製品の顧客が貢献したと説明した。

 証券会社は、川上のファウンドリーの受注がほぼ満杯な上、SPILはクアルコム、聯発科技(メディアテック)からの携帯電話用チップの受注があるほか、エヌビディア(NVIDIA)のアーキテクチャ「Pascal」ベースのGPU(グラフィックスプロセッサー)の出荷も好調で、第3四半期売上高は前期比7~10%増え、過去最高も可能と予測した。

 林文伯(バウ・リン)SPIL董事長は先日、景気の底は見えており、下半期は高い成長が見込めると話した。