ニュース 電子 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065484
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が27日発表した第2四半期の純利益は25億8,300万台湾元(約85億円)で、2月に発生した台湾南部地震の影響を受けた前期の12.3倍、前年同期比43.8%減だった。28ナノメートル製造プロセスの出荷が大幅に増加した。28日付工商時報が報じた。
UMCの第2四半期の連結売上高は前期比7.5%増、前年同期比2.7%減の369億9,700万元で、過去2番目に高かった。粗利益率は前期比7.8ポイント上昇の22.4%だった。営業利益は24億4,900万元で、前期から黒字転換し、前年同期比36.8%減だった。証券会社は、第3四半期連結売上高は381億元以上で、過去最高を更新すると予測した。
UMCの第2四半期の生産ライン稼働率は89%に上昇、出荷枚数は8インチウエハー換算で151万枚だった。顔博文執行長は、多くのスマートフォン用チップに同社の28ナノプロセスが採用されており、第2四半期の28ナノプロセスの売上高構成比は17%で、第3四半期は20%に達すると予想した。
UMCは、福建省アモイ市の12インチウエハー合弁工場が現在試験生産段階で、年内に量産を開始する計画だ。顔執行長は、中国の半導体市場は急速に拡大しており、UMCにとって重要な生産拠点となると話した。
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