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木林森のオスラム照明事業買収、エピスターに恩恵も


ニュース 電子 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065485

木林森のオスラム照明事業買収、エピスターに恩恵も

 ドイツの照明大手、オスラムはこのほど、傘下で発光ダイオード(LED)照明事業を手掛ける子会社、レドバンスを中国のLEDパッケージング(封止)大手、木林森を中心とする投資グループに4億ユーロ(約460億円)で売却すると発表した。これにより木林森は世界3位のLED照明メーカーに躍進し、同社が調達するLEDチップの3分の1を供給する晶元光電(エピスター)も恩恵を受ける見通しだ。28日付工商時報が報じた。

 レドバンスはオスラム傘下から離れた後、より柔軟なLEDチップの調達戦略を採用し、外部からの調達率を高めると同紙は予想。オスラムは従来よりLEDチップの生産の一部をエピスターに委託しているため、今回の木林森によるレドバンス買収はエピスターに有利に働くとの見方を示した。

 なおエピスターは27日、木林森は同社大口顧客5社のうちの1社で、青色LED、4元系LEDなどを供給していると説明。今後、価格、品質要求など条件が合えば、双方の提携はさらに拡大する可能性があるとコメントした。