ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

シャオミのノートパソコン、台湾2社が受託生産


ニュース 電子 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065486

シャオミのノートパソコン、台湾2社が受託生産

 中国のスマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)は27日、薄型ノートパソコン「Air」を発表した。機種は12.5インチと13.3インチで、前者は英業達(インベンテック)、後者は緯創資通(ウィストロン)が受託生産する。発売開始は8月2日となる。28日付蘋果日報が伝えた。

 新製品はSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を内蔵し、13.3インチ機種の価格は4,999人民元(約8万円)。創業者の雷軍(レイ・ジュン)氏は「ノートPCは競争が激しい産業だが、まだ需要を満足するには至っておらず、機能的にも完璧ではない」と既存メーカーに挑戦状をたたきつけた。特に13.3インチ機種はアップルの「MacBook Air」を強く意識している。

 中国ではシャオミと華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)がノートPC市場への参入を準備してきた。一時は中国業界大手の聯想集団(レノボ)の強敵になると考えられた。しかし、中国の内需低迷でシャオミのノートPC発売時期は予定よりも3カ月程度遅れた。出荷量も当初見通しを下回りそうだ。