ニュース 家電 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065488
インターネット動画配信サービスやテレビ、スマートフォンなどの販売を手掛ける中国の楽視網信息技術(Letv)は米国時間26日、台湾の液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)や鴻海科技集団(フォックスコン)が出資する北米2位のテレビブランド、ビジオ(VIZIO)の全株式を20億米ドルで取得し、完全子会社とすると発表した。買収手続きは第4四半期に完了予定で、アムトラン、鴻海は保有する株式の売却によりそれぞれ1億6,000万米ドルの利益が得られる見通しだ。28日付工商時報が報じた。
ビジオは北米市場においてサムスン電子に次ぐ2位のテレビブランドで、創業者の王蔚(ウィリアム・ワン)氏とその家族が54.4%、アムトランと鴻海はそれぞれ8%の株式を保有する。
一方、ネット動画配信サービス業者として創業した楽視網は2012年以降、テレビ、スマホ、電気自動車(EV)分野に事業を拡大。最近では米国市場の開拓を積極的に進めており、昨年12月から同国でテレビのネット販売を開始していた。今回のビジオ買収により同社のテレビ販売台数は1,400万台を超え、ソニーを抜いて世界5位に躍進する。
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