ニュース 社会 作成日:2016年7月28日_記事番号:T00065506
台北市中正区のウオーターパーク、「自来水園区」で27日午後2時ごろ、園内の浄水場に設置された太陽光発電施設で火災が発生した。火は30分ほどで消し止められ、来園者約1,250人もすぐに避難したため、負傷者は出なかった。消防隊の初期調査では、太陽電池パネルが加熱し、ケーブルが自然発火した可能性があると指摘されている。28日付自由時報が報じた。
火災で約400平方メートルが焼け、損失額は300万台湾元(約980万円)に上るとみられる(27日=中央社)
同園区を運営する台北自来水事業処は、パネルは桃園市のメーカーのもので、またパネルの保証期限は昨年で終了しているが、使用期限は2019年までで、引き続き出火原因の究明に努めると発表した。
出荷した太陽光発電施設は10年に完成、稼働したもので、大晶光電(DJソーラー)が施工を担当した。今回の火災で同施設が備える1,176枚の太陽電池パネルのうち35枚が燃えた。
台北市では同日、午後1時過ぎに気温が今年2番目に高い38.5度まで上昇していたが、過去に気温の上昇が原因で太陽電池パネルが自然発火したケースはほとんどなく、DJソーラーも、パネルの下部に設置された発電システムがショートを起こすか、異常な高温が発生しなければ発火しないと説明した。
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