ニュース 電子 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065512
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の第2四半期純利益は6億4,300万台湾元(約21億円)で台湾メモリー業界で最高を記録した。詹東義総経理は、第4四半期には自社開発の3Xナノメートル製造プロセスによる量産を開始する見通しで、来年は爆発的な成長が期待できると語った。29日付工商時報が報じた。
同社の第2四半期連結売上高は前期比4.1%増、前年同期比13.5%増の104億9,700万元。上半期累計では205億8,400万元、純利益は14億1,900万元となった。
上半期売上高を製品別に見ると、特殊DRAMはネットワーク機器、テレビ、自動車、産業向けなどが好調で前年同期比5%増収を記録し、売上高構成比は51%となった。
モバイルDRAMはASIC(特定用途向けIC)需要の高まりなどに恩恵を受けて前年同期比15%増、構成比は13%だった。
NAND型およびNOR型フラッシュメモリーも、主にネットワーク機器向け、1ギガバイト(GB)以上の高容量製品の需要が上向いたことで前年同期比9%増収、構成比は36%となった。
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