ニュース 電子 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065516
華碩電脳(ASUS)は28日の臨時株主総会で役員改選を行い、徐世昌策略長を董事に選出した後、施崇棠(ジョニー・シー、63)董事長が1~2年以内に徐氏に経営のかじ取りを引き渡すと表明した。29日付工商時報が報じた。
施董事長(左)は、徐氏(右)は広い視野と洞察力を備えており、ASUSを新境地へ導くことができると評価した(28日=中央社)
徐氏は和碩聯合科技(ペガトロン)の元副董事長で5月1日にASUSの策略長に就任。施董事長は同氏を「ソフトウエアの達人」と称するほか、問題点の発見や産業トレンドを深く観察することに長けていると評価している。
その徐氏はASUSの今後の方向性について、ハードウエアメーカーとしての原点に立ち戻り、ハード、ソフトを含め精緻で人間性を重視した製品を追求すべきと語った。また5年以内にデスクトップパソコン、ノートPC、スマートフォン、家庭用ロボット「Zenbo(ゼンボ)」などの製品を結合し、さらに進化させるとの方針を示した。
なお施董事長は退任後も「ボランティア最高技術責任者(CTO)」の肩書で社内に残り、経営には関与せず、現在興味を持っているという拡張現実(AR)やロボット関連の技術開発に協力する考えだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722