ニュース 金融 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065522
金融持ち株会社の中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)が中国・福建省アモイ市の自由貿易試験区に設置した分行(地域本部に相当)が28日に開業した。同分行では同日からオンショア人民元売買業務を開始し、資金管理や融資などのサービスを通じて現地顧客や中国に進出した台湾企業(台商)の需要に応える。29日付工商時報が報じた。
中信銀の楊銘祥中国事業処長は、台湾や香港など同行の海外拠点107カ所と連携して、中国の習近平政権が提唱する陸と海のシルクロード「一帯一路」構想に呼応し、グローバルな金融プラットフォームを構築したいと述べた。
なお、中信金はアモイで合弁生保の君龍人寿保険を設立したほか、5月に消費者金融会社の設立に向け監督機関から許可を取得した。今後は中信銀が最大の株主となり、米国および現地の金融関連企業と提携して設立計画を進める。
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