ニュース 金融 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065526
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、上半期のクレジットカード決済総額は、国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が1,912億5,000万台湾元(約6,300億円)で、中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)の1,755億6,000万元を上回り、首位だった。国泰世華銀は下半期、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)のガソリンスタンドや、長栄航空(エバー航空)との提携カードの発行を予定しており、中信銀にとって脅威が増しそうだ。29日付経済日報が報じた。
国泰世華銀は近年、米会員制量販店の好市多(コストコ)や、マイレージプログラム「アジア・マイル」との提携カードが加わり、昨年通年で中信銀から首位の座を奪った。
今年6月のクレジットカード決済額は、中信銀が408億元で、国泰世華銀の389億元を逆転した。中信銀は、納税、旅行での利用や、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)など百貨店との提携が貢献した。6月末の有効発行数残高は、中信銀が590万枚、国泰世華銀が535万枚だった。
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