ニュース その他分野 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065532
中華民国全国工業総会(工総、CNFI)の許勝雄理事長らは28日、総統府で蔡英文総統と会見し、政策提言を盛り込んだ「政策白書」を手渡した。内容は信頼感の構築、エネルギー、環境保護、税制、青年、新南向政策という6つのテーマに分かれ、工総が今月19日に公表しているが、蔡総統は具体的な回答は示さなかった。29日付工商時報が報じた。
蔡練生秘書長は「総統は非常に誠意ある態度で工業界と接し、良いムードで会談を行った」とし、会談時間が当初予定の1時間から2時間近くに延びた点を評価した。ある出席者は「時間の長さは総統の誠意の表れだが、具体的な回答を示すには十分ではなかった」と話した。
許理事長は席上、信頼感の構築に触れ、「政府は社会の分裂をできるだけ避けてもらいたい」などと求めたのに対し、蔡総統は「政府は信頼に値するものとなるよう願っている」と応じたという。
ただ、工総と蔡総統の対話には微妙な温度差もあったもようだ。蔡総統はフェイスブックで「台湾経済が停滞から脱するための答えは、出席した皆さん自身にあると率直に伝えた」とコメントした。それに対し許理事長は、私の記憶にはそのような話はなかったと話した。
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