ニュース 社会 作成日:2016年7月29日_記事番号:T00065534
38年間にわたる長期戒厳令が解除された翌年の1988年5月、海外農産品の輸入拡大反対や農民の権利拡大を訴え、南部の農民を率いて台北市中心部で抗議デモを行い、警官隊と衝突して130人余りの逮捕者を出した「520農民運動」の指導者、林国華・元立法委員(民進党)が27日、病気のため死去した。享年80歳。29日付自由時報が報じた。
同運動は戒厳令解除後に初めて行われた政府への抗議デモで、当時はそうした活動が一般的でなかったため社会に大きな衝撃を与えた。李登輝総統が就任して4カ月あまり、民主化がスタートする時代の空気を象徴した事件だったといえる。
娘の林慧如・元古坑郷長(雲林県)は、「真剣に弱者の声の代弁に尽力した、子供たちにとって最高の父親だった」と死去を悼んだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722