ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月1日_記事番号:T00065546
1日付蘋果日報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省に建設したベトナム大型製鉄所、フォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)は、同製鉄所周辺海域で発生した魚の大量死問題の責任を取る形で支払いを決めた5億米ドルの賠償金を今月28日に完納する見通しと伝えられている。これにより延期されていた同製鉄所の火入れが下半期中に実現する可能性が高まった。
FHSの稼働については、賠償金額が大きいこと、および53項目に及ぶ改善が必要となることから、大幅に遅れるとの見方が出ていたが、ベトナムのチャン・ホン・ハ天然資源環境相は先月28日の国会で、同社が既に賠償金のうち2億5,000万米ドルを支払ったと明らかにし、FHSの主管もこれを認めた。
なお、残りの半分については8月28日に納付する予定とされるが、同主管はこれについてコメントを避けた。
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