ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月1日_記事番号:T00065548
東和鋼鉄企業(東鋼)と中国鋼鉄(CSC)傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は1日、H形鋼価格を1トン当たり300台湾元(約970円)引き下げた。同製品の値下げは今年初めてで、業界関係者は建設業界の景気低迷を要因に挙げた。1日付経済日報が報じた。
建設プロジェクトと公共工事が5割以上縮小しており、不動産税制への批判が高まり議論の行方が見通せない中、H形鋼は年末にかけて引き続き値下がりする可能性が高い。東鋼とドラゴン・スチールがH形鋼生産で台湾の大手2社で、東鋼は売上高の30%を同製品が占める。
東鋼は今年6月、ベトナム南部バリアブンタウ省の子会社、富国鋼鉄(フーコー・スチール)に対し1,575万米ドルの増資を行った。建設用鉄筋などの生産を強化し、ベトナムの経済発展に伴う建設需要の商機獲得を目指す。
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