ニュース 金融 作成日:2016年8月1日_記事番号:T00065556
現在、台湾で使用されるクレジットカードはVISAやマスターカード、中国の銀聯カードなど海外ブランドが主流となっている中、クレジットカード決済機関、聯合信用卡処理中心(NCCC)の劉灯城董事長は29日、台湾独自ブランドのクレジットカードを発行することで各銀行と意見交換を行っていると明らかにした。NCCCの前身となる聯合簽帳卡中心が発行していたクレジットカードと似た機能を持つカード「Uカード」を復活させる考えだ。30日付工商時報が報じた。
劉燈城董事長は、台湾の消費者によるクレジットカード利用の80~90%が台湾域内での消費となっていると指摘し、まず域内やインターネットのみの利用に限定したバーチャルカードの発行を優先し、コスト低減を図る方針を示した。
「Uカード」は1984年に域内の金融機関が共同で設立した聯合簽帳卡中心が発行していたカードで、所有者にさまざまな優待措置を提供していたが、海外の大手クレジットカード会社の進出に伴い、各銀行が相次いで発行を停止した。
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