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中科で借地料急騰、財界が対策訴え【図】


ニュース その他分野 作成日:2016年8月1日_記事番号:T00065560

中科で借地料急騰、財界が対策訴え【図】

 台湾科学工業園区科学工業同業公会の蔡国洲理事(金可国際集団董事長)は29日、中部科学工業園区(中科)13周年の記念式典に出席し、園区内の用地の借地料が高騰しているとして政府に対策を申し入れた。30日付工商時報が伝えた。

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 中科管理局によると、台湾中部に点在する中科の各園区では今年1月1日から借地料が引き上げられた。各自治体が公告地価(公示地価)を引き上げたことに伴う措置で、最も値上げ幅が大きい台中園区では借地料が46%引き上げられ、1平方メートル当たり40.75台湾元(約130円)となった。その他園区の値上げ幅は后里園区が21%、虎尾園区が13%となっている。

 これに対し、科学技術部は今後、園区の管理規定を見直し、来年にも研究開発支出が大きい企業の借地料を軽減するなどの負担軽減策を検討していく考えを示した。管理費についても合理化を進める。