ニュース 電子 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065571
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は1日、同社の0.18マイクロメートルのバイポーラ・CMOS・DMOS(BCD)プロセス技術が、業界で最も審査が厳しいとされる車載向けICの規格「AEC-Q100 Grade0」の認証を取得したと発表した。ファウンドリー設計キット(FDK)および知的財産ソリューションを含む同プロセスは電源管理ICなどの量産に応用が可能だという。2日付工商時報が報じた。
UMCの簡山傑・企業マーケティング・シニア副総経理は、カーエレクトロニクスに使用されるICの量はADAS(先進運転支援システム)や情報通信、娯楽設備、ナビゲーションシステムなどの進化に伴って飛躍的に増えていると指摘した。
なお第3四半期の業績見通しについてUMCは、出荷量は2~3%増となり、うち28ナノプロセス製品の売上高構成比が20%に拡大し、40ナノプロセス製品の需要も安定して推移すると予測している。一方で8インチウエハー工場の需要は顧客構成および市場の変化に伴い小幅に低下するとの見方だ。ただ、証券会社は同社の第3四半期売上高は381億台湾元(約1,235億円)を超え、過去最高を記録するとみている。
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