ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065572
7月の新車登録台数は前月比5.5%増、前年同月比3.6%減の4万5,106台だった。各社が新車種を発売し、自動車など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2016年は8月3~31日)を前に、駆け込み需要が増えた。2日付蘋果日報などが報じた。
トヨタ台湾総代理店、和泰汽車の7月の新車登録台数は1万5,637台で、前月比8.5%増、前年同月比9.6%減だった。台湾生産の中型セダン「カローラ・アルティス」が5,280台売れたほか、新型「ヤリス」や「ヴィオス」も1,756台、1,132台で同クラス首位と好調が続いた。
2位の裕隆日産汽車の新車登録台数は4,943台で前月比18.6%増、前年同月比7.2%減だった。台湾生産SUV(スポーツ用多目的車)の「エクストレイル」が1,151台売れ、同クラスで市場シェアが唯一20%を超えた。14日に発売した新型プレミアムコンパクトカー「インフィニティQ30」が171台で、インフィニティ全体は282台と、単一ブランドで過去最高となった。
3位は中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)で、新車登録台数は前月比5.4%増、前年同月比10.9%増の4,674台だった。
裕隆企業集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は、初の入門モデル「LUXGEN(ラクスジェン)S3」が596台売れ、新車登録台数が前月比19.5%増、前年同月比26%増の2,152台に上った。
1~7月の新車登録台数は26万7,315台と前年同期比1.3%増だった。業界関係者は、今年の景気は良くないものの、年初からの新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置に加え、新車種の発売、販促キャンペーンが奏功したとみている。
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