ニュース 医薬 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065578
大手デベロッパー、台湾土地開発(台開、TLDC)は1日、花蓮県洄瀾湾に建設を計画している「未来医学センター」に着工した。敷地面積は約3万3,000平方メートルで2020年の完成予定だ。邱復生董事長は同センターについて、老人ホームや長期介護センターではなく予防医学研究を行う施設と強調。世界各国から専門家を集め、デジタル化された生物化学技術を用いた遺伝学的検査・診断など未来の医療に関する研究を進めると語った。2日付工商時報が報じた。
同センターの設立準備顧問を務める、台北市立万芳医院の元副院長の謝瀛華氏は、今後「未来学会」、「世界未来医学研究会」、「未来医療研究開発(R&D)製造センター」といった組織を相次いで立ち上げると説明。具体的には遺伝子データーセンターを設立して、免疫染色、がん検査、遺伝子検査、アンチエイジング、遠隔医療などの分野に活用する方針だ。
また同センターには、歯科、耳鼻咽喉科、皮膚科、内科、眼科を設置する予定で、周辺の観光ホテル利用客に高水準の医療サービスを提供する計画だ。
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