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タイ・ブルネイ国籍者、30日間ノービザ開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065585

タイ・ブルネイ国籍者、30日間ノービザ開始

 外交部は1日、タイおよびブルネイ国籍の訪台客に対し、30日のノービザ(査証免除)滞在を即日より来年7月31日の期間、試験的に開放すると発表した。またインドネシアなどその他の東南アジア国籍の旅客に対しても今後、条件付きでノービザ滞在を認める方針だ。交通部はこれが実現すれば東南アジアからの旅行者が年間延べ28万人増加し、130億台湾元(約420億円)の外貨収入増が見込めると予測している。2日付自由時報が報じた。

/date/2016/08/02/11visa_2.jpg柯文哲台北市長(右2)は、視察団が台北の魅力をタイに届けてくれることを期待していると話した(台北市政府リリースより)

 ノービザの実施を受けて同日、2014年準ミス・タイランドで台北市親善大使を務めるサオワラク・ジャイシリタンヤさんが、タイの旅行業者、メディア、著名人、ブロガーなどから成る第1弾の視察団を率いて台湾に到着。台北市は市庁舎1階ロビーで歓迎記者会見を開催した。

 同視察団は台北市観光伝播局(観伝局)と業界団体の台北市旅行商業同業公会(TATA)が共催する台湾とタイの旅行業者のマッチング商談会に参加するほか、ツアー企画のため台北101、故宮博物院、北投温泉などを視察する。

 なお交通部観光局によると、6月のタイからの訪台客は前月比31.92%増加。ノービザの試験開放を受けて今年は通年で前年比40%増となる延べ17万5,000人突破を目指す。