ニュース 金融 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065586
金融監督管理委員会(金管会)の統計によれば、7月の外資による資金純流入は27億400万米ドルとなり、累計で過去最高の2,060億3,000万米ドルを記録した。純流入は2カ月連続となる。2日付工商時報が伝えた。
台湾では今年、総統選、総統就任で政治的不確実性が高まった1月と5月を除き、外資による資金純流入が続いている。1~7月の純流入は122億1,300万米ドルとなった。
金管会の丁克華主任委員は「長期的には外資は台湾株に関心を示している。台湾株の配当利回りが高い上、投資利回りや安定性が預金よりも優れているからだ」と述べ、現時点で外資による資金流出は見られないと指摘した。
ただ、外資の資金移動が株式市場に与える影響を軽減するため、金管会は来週にも保険会社のリスクベース自己資本比率(RBC)係数を修正し、保険会社に台湾株や上場投資信託(ETF)への投資を促す意向だ。
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