ニュース 政治 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065588
民進党の蘇治芬立法委員が7月31日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム北中部ハティン省に建設した大型製鉄所での環境汚染状況を視察するため、首都ハノイ郊外の空港からハティンに飛行機で向かおうとしたところ、当局に旅券を一時押収された。2日付聯合報が伝えた。
旅券を押収されたのは一行9人のうち蘇立法委員だけで、台湾の在ベトナム代表処が仲裁に入り、9時間後に旅券の返却を受けた。一行は飛行機ではなくバスでハティンに向かった。
蘇立法委員によると、今回の訪問は非政府組織(NGO)やベトナム側が手配を行う形でハティンの製鉄所を視察し、蔡英文政権の「新南向政策」の参考にしてもらう狙いがあった。
ベトナム側が旅券を押収した理由は製鉄所とは無関係で、蘇立法委員がベトナム北部のヴィンで反政府活動家のグエン・バン・リー神父の活動に合流しようとしたことが原因とされる。台湾の在ベトナム代表処が蘇立法委員は反政府活動に参加しないことを保証し、ベトナム側も態度を軟化させたもようだ。一行は4日に台湾に戻る予定だ。
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