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蘇嘉全立法院長、日本を訪問


ニュース 政治 作成日:2016年8月2日_記事番号:T00065591

蘇嘉全立法院長、日本を訪問

 蘇嘉全立法院長は1日、与野党の立法委員23人と共に日本を訪問した。2日に大橋光夫交流協会会長によるレセプションに参加し、熊本地震被災地への義援金を贈呈した後、細田博之自民党幹事長代行や枝野幸男民進党幹事長と面会する。4日間の滞在スケジュールの間には、自民党の若手議員を中心とする「日台経済文化交流を促進する若手議員の会」の他、安倍晋三首相の実弟、岸信夫衆議院議員とも面会する。2日付中国時報が報じた。

/date/2016/08/02/17su_2.jpg羽田空港に到着した蘇立法院長(中)。訪日を通じて日本との関係を近づけたいと語った(1日=中央社)

 今回の訪問中に日台間の漁業交渉問題について触れるかとの台湾メディアの質問に対し蘇院長は、議員交流としてできる限り意見交換に務めるが、交渉の責任は行政部門にあると話した。また、漁船の操業は日台双方が明確なルールに基づいて行うべきで、そうすれば紛争は起きないと語った。

 なお、この問題について謝長廷駐日代表は1日、国連は沖ノ鳥島以西、以南の海域では何らの認定も行っておらず、国によって見解の相違があるため、同海域では台湾漁船を追い払わないことを求めて日本と交渉する必要があるとの認識を示した。