ニュース 電子 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065596
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は2日、設備投資予算1,224億2,927万台湾元(約3,900億円)を定例董事会で承認した。10ナノメートル製造プロセスと7ナノプロセスの生産能力増強、およびロジックIC生産工程の一部をカーエレクトロニクスやモノのインターネット(IoT)用チップ生産に切り替えるために充てる。3日付工商時報が報じた。
TSMCは第1四半期に10ナノプロセス製品をテープアウト(設計完了)し、新竹科学工業園区(竹科)の12インチウエハー工場「Fab12」で試験生産を開始した。年内には中部科学工業園区(中科)の12インチ工場「Fab15」で量産を開始する計画だ。
証券会社は、TSMCは10ナノプロセスへの投資によりライバルのサムスン電子やグローバルファウンドリーズ(GF)に対するリードを広げる考えだと分析。アップルの次世代プロセッサー「A11」だけでなく、クアルコムのスマートフォン用プロセッサーやサーバー用チップの受注獲得も可能と予測した。
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