ニュース 電子 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065597
市場調査会社、IHSが2日発表したレポートによると、液晶パネルの供給不足は2018年上半期まで続く見通しだ。友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)も先日、楽観的な見通しを示した。3日付経済日報が報じた。
IHSによると、今年第1四半期は非需要期ながら、中国で第8.5世代工場が相次いで稼働し、大型パネルは20%の供給過剰になった。第2四半期に消化が進み、下半期は需給が徐々に逼迫(ひっぱく)する見通しだ。
IHSは、韓国パネルメーカーによる旧世代生産ライン停止が目立つと指摘した。韓国メーカーが16年末までに停止する第7世代生産ラインは、世界の大型パネル生産能力の4%近くを占める。
IHSの予測によると、世界の大型パネル需要は16~18年に毎年5~6%増えるが、供給は17年に1%しか増えず、需給が逼迫する。ただ、18年下半期に中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が第10.5世代生産ラインを稼働し、供給が5%増え、再び生産過剰に陥る見通しだ。
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