ニュース 電子 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065601
宏達国際電子(HTC)が2日発表した第2四半期純損益は31億台湾元(約100億円)の赤字で、前期比19%拡大した。赤字は5四半期連続。5月から出荷が本格化したスマートフォン旗艦機種「HTC 10」は販売が伸びず、バーチャルリアリティー(VR)対応のヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」は好評だが、依然製品ライフサイクルの導入期にあるためだ。3日付工商時報などが報じた。
HTCの第2四半期連結売上高は189億元で、前期比27%増、前年同期比42%減だった。粗利益率は11.4%と前期比2ポイント上昇した。営業損失は42億元で前期比12.5%縮小した。
張嘉臨HTC世界業務総経理は、第3四半期はHTC 10販売で増収が見込まれ、スマホの損益均衡を目指すと語った。HTC Viveは世界各国・地域で実店舗販売が始まり、第3四半期の出荷台数は数倍に増えると予測した。
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