東元集団（ＴＥＣＯ）は、実店舗での上半期クーラー販売台数は前年同期比１割増、インターネット販売は４割増だった。同社は、アプリを利用したスマートフォンによる操作や使用電力量の管理ができる製品が若い世代の人気を得たと説明した。３日付経済日報が報じた。
同社は今年、家庭用エアコンの全機種にスマート操作機能と省エネルギー設計を導入した。台湾ブランドで初めてエコ冷媒「Ｒ32」を採用し、日本製の超静音の圧縮機（コンプレッサー）を搭載した。産業用インバーター技術を家庭用エアコンに移植することで、快適さ、省エネ、品質向上を実現した。
同社は、昨年のインバーターエアコンの販売は40％増で、今年のエアコン販売目標は前年比25％増と説明した。
