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7月バイク販売0.5%増、KYMCOとヤマハ不振で【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065604

7月バイク販売0.5%増、KYMCOとヤマハ不振で【表】

 7月のバイク新車登録台数は7万6,972台で、前月比7.9%減、前年同月比0.53%増だった。今年1月からの新車買い替えの貨物税(物品税)4,000台湾元(約1万3,000円)減免措置で、新車登録台数はほぼ2桁増が続いていたが、7月は上位2社の光陽工業(KYMCO)、台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)が約1割減少、特に125ccバイクが振るわなかった。3日付工商時報が報じた。

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 KYMCOは、7月の新車登録台数が前年同月比9.8%減の2万8,060台で、市場シェアは36.5%だった。6月は在庫水準が2万台と、安全水準の3万5,000台を大幅に下回るほど売れたと説明した。生産ラインがフル稼働でも、需要に十分応えられないほどだという。

 ヤマハ台湾は前年同月比10.9%減の2万1,608台で、市場シェアは28.1%と今年最低だった。低価格125cc「勁豪」(Axis Z)の8月1日発売を前に、「勁風光」が早くも売り切れたためだ。

 一方、三陽工業(SYM)は前年同月比34.4%増の1万6,401台で市場シェア21.3%だった。新車「Woo」「Mio115」の販売が好調だった。

 「PGO」ブランドの摩特動力工業(MPI)は前年同月比9.6%増の4,917台で、市場シェア6.4%に拡大した。

 1~7月の新車登録台数は46万8,991台で前年同期比14.6%増だった。