ニュース 石油・化学 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065610
台湾中油(CPC)はこのほど、高雄市に登記上の本店所在地を移転した。中央社電が伝えた。
高雄市が2014年7月末に同市中心部で起きた連続爆発事故を契機に、市内に輸送管を敷設している石化業者14社に同市への本社移転を求める条例を定めたことを受けた措置で、CPCを含む11社が移転登記を済ませた。
CPCの広報担当者は「正常な手続きによって商業登記を行った。安全な操業の確保が大前提であり、南部移転は大プロジェクトになる。詳細計画はまだまとまっていない」と述べ、現時点で本社機能の高雄移転には至っていないことを明らかにした。同社の実質的な本社機能は現在も台北にあり、従業員700~800人が勤務している。
CPCは昨年、南部の石化輸送管などの安全対策や環境問題への対応を強化するため、「南部事務室」を開設した。
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