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富士フイルムと三菱ガス化学、台湾投資で意向書


ニュース その他分野 作成日:2016年8月3日_記事番号:T00065617

富士フイルムと三菱ガス化学、台湾投資で意向書

 経済部投資処は2日、同処が7月25~29日に日本で大手企業など9社・団体に台湾投資を呼び掛けた結果、富士フイルムと三菱ガス化学が同処と投資意向書(LOI)を結んだと発表した。他の企業も合わせて合計で60億台湾元(約190億円)以上の投資を誘致できると見込んでいる。3日付経済日報が報じた。

 富士フイルムは、20億元を投じ半導体製造工程で使用されるCMP(化学的機械研磨)スラリーや現像液などの先端半導体材料を台湾で生産する計画だ。三菱ガス化学(MGC)は15億6,000万元投じ、半導体製造工程に必要な超純過酸化水素や超純アンモニア水などの薬剤製造工場と、研究開発(R&D)センターを建設する計画だ。

 投資処が商談を行ったのは他に、▽JX金属▽日立製作所▽NEC▽ソニー▽キヤノン▽日本食研▽早稲田大学――。日立製作所には洋上風力発電機の台湾生産を打診した。