ニュース 建設 作成日:2016年8月4日_記事番号:T00065636
高雄市前鎮区にある国軍の弾薬工場「国防部軍備局生産製造中心第205廠」(第205兵工廠)が移転され、跡地が再開発されることが決まった。林全行政院長は5日、高雄市政府と再開発に向けた意向書を取り交わす。4日付経済日報が伝えた。
移転により高雄港が台湾最大の港湾経済区となり、国際的な重要性が高まることが期待される(中央社)
第205兵工廠は面積57ヘクタールで、用地は時価300億台湾元(約960億円)を超える。高雄市政府は過去18年にわたり、中央政府に移転を働きかけ、2013年には国防部との移転推進小委員会を設置し、昨年時点で移転計画が固まっていた。第205兵工廠の再開発は高雄市が目指す亜洲新湾区(アジア・ニュー・ベイエリア)開発で残された最後の1区画となる。
第205兵工廠は同市大樹区の第203兵工廠内に移転され、跡地は10ヘクタールが住宅用地、20ヘクタールが経済貿易用地、27ヘクタールが公共施設となる。移転作業は高雄市政府の負担で進められ、移転費用は300億元が見込まれている。
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