ニュース 社会 作成日:2016年8月4日_記事番号:T00065641
衛生福利部疾病管制署(衛福部疾管署)は3日、台北市の松山空港で働く地上職員の女性(25、台北市)と旅客の男性(42、新北市)のはしか感染を確認したと発表した。2人は先月15日午後1時~1時20分ごろ、松山空港の台湾域内線の待合室を利用していたことから、集団発生の可能性がある。4日付中国時報が報じた。
旅客の男性は、先月15~16日に松山空港~金門島を往復し、24~31日に発熱、せき、発疹などの症状が現れた。地上職員の女性は15日、松山空港の台湾域内線の待合室で勤務しており、30~31日に発熱、発疹などの症状が出た。15日に待合室で勤務していた同僚も発疹が出ており、現在は自宅で休養を取っている。
地上職員の女性は、松山空港~南港展覧館の路線バスで通勤していた。衛福部疾管署は、潜伏期間(7月26日~8月3日)に同じバスを利用したなど、感染の可能性がある場合は18日間の健康観察を行い、疑わしい症状が現れた場合はマスクを着用し、早急に受診するよう呼び掛けた。衛福部は感染者と接触した328人を追跡調査している。
今年のはしか感染確認は8例で、今回の2例を含む4例が台湾域内での感染、残り4例が海外(中国、香港、ベトナム、インド各1例)での感染だった。昨年は29例で、台湾域内感染が23例、残り6例が中国での感染だった。
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