ニュース 社会 作成日:2016年8月4日_記事番号:T00065643
違法駐車で交通違反切符を切られた男が3日、逆恨みから警察官を切りつけ、重傷を負わせた事件で、裁判所が容疑者の保釈を認めたため、勤務時間外の警察官が裁判所前で抗議を行う騒ぎに発展した。4日付蘋果日報が伝えた。
きっかけとなった事件では、ボウリングの元台湾代表選手、呉志展容疑者(56)が2日、違法駐車の交通違反切符を24時間以内に連続6回切られたことに腹を立て、新北市政府警察局海山分局の警察官、張家逢さん(34)を包丁で切りつけたもので、張さんは6カ所を刺され、病院の集中治療室で手当てを受けている。
その後、検察は3日、呉容疑者の勾留請求を行ったが、裁判所は「逃亡の恐れはない」として、保釈金30万台湾元(約97万円)で保釈を認めた。決定を不服とする検察は同日夜、「呉容疑者は失業しており、逃亡の恐れがある」として、再度勾留請求を行い、一転して勾留が認められた。
呉容疑者の保釈が一時認められたことをめぐっては、警察官約30人が「警察に尊厳を」などと叫び、裁判所前で抗議する一幕もあった。
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