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駐シンガポール代表、飲酒運転で送検


ニュース 社会 作成日:2016年8月4日_記事番号:T00065644

駐シンガポール代表、飲酒運転で送検

 駐シンガポール代表に先月任命された作家で政治評論家の江春男氏(72)が、総統府で代表就任式典が行われた2日の午後11時ごろ、台北市中山区で警察に飲酒運転を見つけられ、翌3日、公共危険罪容疑で台北地方法院検察署に送検された。検挙された際の呼気1リットル中のアルコール濃度は0.27ミリリットルだった。4日付蘋果日報が報じた。

/date/2016/08/04/19alcohol_2.jpg江氏は総統府と外交部に謝罪の意を示した(3日=中央社)

 外交部は、江氏に対して道路交通法を守るよう注意したものの、処分はしなかった。民進党の蔡易餘立法委員は、江氏の飲酒量は規定を少し超えただけで本人も反省しており、すぐに人事を変更する必要はないと述べた。

 一方、国民党の許淑華立法委員は、「法律を守れない人を代表として赴任させるべきではなく、蔡英文総統は人事を考え直すべきだ」と呼び掛けた。

 江氏は「司馬文武」のペンネームで書籍を出したり、コラムを多数執筆している著名なメディア人で、かつては政治雑誌『新新聞』董事長、蘋果日報の顧問などを歴任した。