ニュース 電子 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065682
市場調査会社、IHSテクノロジーの謝勤益(デビッド・シェイ)シニアディレクターが7日明らかにしたところによると、サムスン電子テレビ事業の責任者が先週来台し、液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)を訪問した。来年度向けテレビ用パネルの調達先を確保することが目的とみられるが、AUOとイノラックスの生産ラインは既に受注が満杯状態のため、サムスンは希望を十分に満たすことはできなかったとされる。8日付経済日報などが報じた。
IHSの謝氏によると、サムスンは傘下のサムスンディスプレイ(SDC)が液晶パネル第7世代工場を閉鎖することで特に40~43インチパネルの不足が深刻化しており、イノラックスから40インチ、AUOから43インチパネルの調達を希望していたとされる。
なおSDCの第7世代工場閉鎖を受けて、鴻海精密工業傘下であるイノラックスとシャープは共に45インチパネルの生産に注力し、40インチ台製品市場で最大手の座を狙う。シャープは既に45インチパネルの生産を開始しており、第3四半期末にも出荷を開始するとみられるほか、イノラックスは第4四半期に量産開始予定の8.6世代生産ライン(高雄・路竹工場)で同サイズ製品の生産を計画している。
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