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インドが中国製熱延にAD関税、台湾メーカーに恩恵


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065685

インドが中国製熱延にAD関税、台湾メーカーに恩恵

 インド商務省はこのほど、中国など6カ国の熱延鋼板、中厚板に対し、臨時反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課すことを決定した。中国鋼鉄(CSC)は、決定は台湾メーカーにとって有利だと指摘した。6日付工商時報が報じた。

 臨時反ダンピング関税の対象は、中国のほか▽日本▽韓国▽ロシア▽ブラジル▽インドネシア──。熱延の税率は、中国が70~80%で最高、韓国の現代(ヒュンダイ)が20~30%で最低。中厚板は現代が150~160%で最高、ブラジルが25~35%で最低となる。

 劉季剛CSC業務副総経理は、過去3年インドへの輸出量は多くなかったが、現地に川下の顧客がいるので、輸出量の増加を検討すると話した。