ニュース 電子 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065686
ノートパソコン用ヒンジメーカーの新日興(SZS)、兆利科技工業(ジャリーテック)、鑫禾科技(シンハー・テクノロジー)が金属粉末射出成型法(MIM)によるヒンジ生産能力を相次いで増強している。アップルが今年発売するノートPC「マックブック」の13インチ、15インチモデルにMIMヒンジを採用すると予想されることが背景にあるとみられる。8日付工商時報が報じた。
SZSはMIMヒンジ生産用の焼結炉を上半期に6基増設しており、下半期にも6基追加する計画だ。さらに17年には新工場で連続式焼結炉を設置する計画だ。
兆利科技は、昨年は良品率が低かったものの、今年は7~8割まで上昇し、生産能力が逼迫(ひっぱく)しており、9~10月はアウトソーシング(外注)を拡大、11月には自社で焼結炉を増設する計画だ。
金属筐体最大手の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)傘下の鑫禾科技も、年内に高温焼結炉を3基増設する計画だ。従来は2基の計画だった。
ヒンジメーカーによると、MIMヒンジは「マックブック」のほか、今年に入り耐久性の高さから2in1ノートPCでの採用が拡大していると話した。
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