ニュース 機械 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065687
オランダの半導体露光装置大手、ASMLが半導体の電子ビーム式検査装置最大手、漢微測科技(エルメス・マイクロビジョン、HMI)を買収したことを受け、工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の販路が拡大しそうだ。8日付自由時報が伝えた。
世界の半導体製造設備業界ではASML、アプライドマテリアルズ、KLAテンコールが大手3社とされる。公表こそされていないが、ハイウィンは3社のサプライチェーンで高いシェアを握っている。ナノメートル単位の半導体の世界で、ハイウィンの精密位置決め装置(ポジション・ステージ)が高い評価を受けているためだ。
一方、今回ASMLに買収されたエルメスはこれまでハイウィンの精密位置決め装置を採用していなかった。しかし、ASMLによる買収で、エルメスもハイウィンの顧客に加わることが確実視される。
ハイウィンの卓永財董事長は「我々は慣れている。通常は海外の顧客による指定を受けて初めて、ハイウィンの実力を信じるものだ」と話しているという。
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