ニュース 医薬 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065690
大手原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム台湾)は5日、新薬開発の中生生技製薬(CBC)と経口慢性心不全治療薬を開発することで提携覚書(MOU)を交わしたと発表した。サイノファームがリード化合物の研究開発(R&D)段階で他社と提携するのは初めて。6日付経済日報が報じた。
サイノファームは、CBCが開発した急性心不全用の静脈注射型強心剤イスタロキシムをベースに、薬剤候補を開発する。イスタロキシムは現在第2期臨床試験段階で、既にサイノファームの中国江蘇省の常熟工場で量産している。CBCは生物活性の測定、動物実験を行った上で薬剤候補を選定し、臨床試験を行う。臨床試験に必要な薬剤はサイノファームが開発し、さらに原薬の生産を行う。
サイノファームは、慢性心不全治療薬の市場が急性心不全用よりも大きいと判断している。陳勇発同社総経理は、今後は垂直統合を進め、総合的な製薬会社を目指すと語った。
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