ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065693
旅行サイト大手、易飛網(イージーフライ)によると、今年の夏休みシーズンに日本を訪れる台湾人旅行者は、個人旅行6割に対してツアー4割と、昨年の4対6から逆転し、個人旅行が初めてツアーを上回った。8日付経済日報が報じた。
施昱辰・日本ツアー部主任は、格安航空会社(LCC)による日本線拡大や個人旅行者のブログ増加の影響で、昨年末より個人旅行が増えていると指摘した。中国や韓国など外国人旅行者の大幅増で日本のホテル宿泊料金が大幅に上昇したため、ツアー料金が上昇していることも一因だ。円高進行もあり、旅行会社は日本ツアーで利益が出にくくなっている。
同社は、今年8月の東京ツアーの旅程から東京ディズニーランドを初めて外した。家族連れの場合、個人旅行の方が安いためだ。このため8月1週目の東京ツアー5組が定員にならなかった。昨年は早い時期に10組以上が定員になったことから、市場規模の縮小がうかがえる。ただ、9~10月の紅葉シーズンには、ハイクラスの食事や宿を提供するツアーで盛り返しを図る。
交通部観光局の統計によると、上半期の訪日旅行者は延べ223万人と前年同期比20.6%増加した。
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