ニュース 商業・サービス 作成日:2016年8月8日_記事番号:T00065697
中国の台湾系婦人靴ブランド大手、達芙妮国際控股(DAPHNEインターナショナル・ホールディングス)は、2015年初めから今年6月末までに1,277店の大量閉店を実施した。中国経済の減速に加え、賃料や賃金などコストの増加、インターネット通販の普及などが背景にある。7日付工商時報などが報じた。
達芙妮国際は昨年、中国6,757拠点のうち赤字だった827カ所を閉鎖した。今年に入り各地で起きた大雨と洪水で客数が減少し、さらに直営店400店と加盟店50店を閉店した。同社の2015年売上高は83億7,900万香港ドル(約1,100億円)で、前年比19.1%減。粗利益率は17.7%減に下落した。今年上半期の売上高は前年比11.7%減少した。
達芙妮国際は87年、婦人靴のOEM(相手先ブランドによる製造)メーカーとして香港に設立。90年から中国で自社ブランドを展開し、95年から12年まで17年連続で中国婦人靴市場で最大シェアを保った。06年には台湾にも逆進出した。
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