ニュース 電子 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065708
業界関係者によると、IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)が出資する中国広東省の深圳市匯頂科技(GOODiX)が第2四半期、指紋認証ICの生産量を約3万個と前期の10倍に増やしたとされ、同ICを受託生産するファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の8インチウエハー工場の稼働率上昇に貢献しているもようだ。9日付電子時報が報じた。
指紋認証IC市場では、中核技術に関する特許を掌握するスウェーデンのフィンガープリント・カーズ(FPC)が80~90%のシェアを占めているが、2017年1月に重要な特許が有効期限を迎えることから、これを機にシェア拡大を狙う匯頂科技など中台のIC設計業者が生産量を増やしており、ファウンドリー8インチ工場の稼働率上昇につながっている。
また、サムスン電子から指紋認証ICを受注したとされる神盾(イージステクノロジー)は、従来聯華電子(UMC)に生産を委託していたが発注先をTSMCに切り替えているとみられる。
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