ニュース 電子 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065710
韓国のサムスン電子やSKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーが生産調整でDRAM出荷量を減らしており、7月からDRAM価格が上昇している。これを受け、台湾DRAMメーカーは7月売上高が好調だった。9日付工商時報が報じた。
南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の7月連結売上高は32億5,200万台湾元(約106億円)で前月比6.2%増、前年同月比7.8%減だった。前年同月比の減少幅は大きく縮小した。華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の7月連結売上高は、前月比9.9%増、前年同月比20.1%減の41億2,700万元で、2015年11月以来の最高だった。
DRAM、NOR型フラッシュメモリー、NAND型フラッシュメモリー全てを取り扱う華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の7月連結売上高は、前月比0.2%増、前年同月比14%増の35億2,700万元で、07年2月以来の最高だった。同社はNOR型フラッシュメモリーがサムスンのスマートフォン「ギャラクシーS7/S7エッジ」、「ギャラクシーノート7」のカメラレンズモジュールに採用された。
NOR型フラッシュメモリー、NAND型フラッシュメモリーなどの旺宏電子(マクロニクス)の7月連結売上高は、前月比26.3%増、前年同月比16%増の21億4,700万元だった。大口顧客である任天堂が調達を増やしたためだ。証券会社は、7月は黒字転換し、第3四半期も利益が見込めると予想した。
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