ニュース 電子 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065712
中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は、900MHz(メガヘルツ)帯の第3世代移動通信システム(3G)基地局を設置する計画で、今後、国家通信伝播委員会(NCC)に申請を行う。9日付工商時報が報じた。
市場観測によると、投資額は25億~35億台湾元(約80億~115億円)。W-CDMA方式の3G基地局を4,000~5,000台設置する。900MHz帯を使用し、4Gユーザーの通話やデータ通信サービス、2Gの通話サービスにも対応できる。
亜太電信は、NCCの規定に応じ、4Gデータ通信から通話時に3Gに切り替えるCSFB(回線交換フォールバック)機能がある携帯電話ユーザーに対し、通話やデータ通信サービスを自社で提供するためと説明した。将来、台湾大哥大や遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の2Gユーザー用に貸与するとみられている。
これまで亜太電信は、台湾大哥大(台湾モバイル)の4G回線網を借用することで、4Gサービスを低料金で提供し、物議を醸していた。亜太電信は4Gユーザーが増え、今年第1四半期の借用料は5億6,800万元に上った。
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