ニュース 電子 作成日:2016年8月9日_記事番号:T00065713
ノートパソコン受託メーカー、緯創資通(ウィストロン)と英業達(インベンテック)の7月連結売上高は、ノートPC出荷台数の減少が響き、前月比10%以上減少した。第3四半期はノートPC出荷台数が前期比で1桁増え、売上高に貢献するとみている。9日付工商時報が報じた。
ウィストロンの7月連結売上高は475億4,000万台湾元(約1,550億円)で、前月比12.1%減、前年同月比6.1%増だった。7月のノートPC出荷台数は150万台で、前月比40万台減ったことが響いた。第3四半期は需要期で、小米科技(小米、シャオミ)の新製品発表を受けてのノートPC出荷増を期待している。非ノートPC製品の出荷量は8月は前月比で横ばいか小幅成長、9月は小幅成長を見込む。同社の1~7月連結売上高は3,288億6,200万元で、前年同期比3.7%減だった。
インベンテックの7月連結売上高は348億2,100万元で、前月比13.4%減、前年同月比8.1%増だった。7月のノートPC出荷台数は140万台で前月比12.5%減だった。1~7月連結売上高は2,385億1,600万元で、前年同期比12.4%増だった。同社は、下半期はマイクロソフト(MS)の最新OS(基本ソフト)、ウィンドウズ10のアップグレードによるノートPC買い替え需要が期待でき、通年ではノートPC出荷台数が前年を上回ると予測した。
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